こんにちは、りゅうです。
私は働き始めて3年目の27歳。大学の研究室に入った22歳ごろから「3年後、会社で勤めるの嫌やな~」と思う学生でした。
しかし当時は知識もお金も皆無。
これが、バイト・会社勤め以外でお金を得ようと人生で初めて思ったときです。(ちょこっとしてみましたが、手間の割に全く収入にならず、すぐ辞めました)
なんやかんやあって、研究の待ち時間でブログを200記事くらい書いたりYouTubeを100本くらい作ってみたりしていましたが、月5,000円、良くてたま~に1.0万円程度の収入。
ネットの世界だけで完結する副業で飯食っていくだけの稼ぎを生むの激むずやんか。というのが所感です。
そこから有名企業の勤め人になり、なんやかんやあって2023年4月に不動産賃貸業を始めました。
今日は、不動産は参入障壁が高いことが良いという話をまとめます。
目次 (押すとジャンプ)
不動産賃貸業の参入障壁は地理的要因と心理的要因がまずある
東京にいる人が、僕がいる兵庫県の不動産を買えないですよね。現地下見するだけで往復5万円くらいかかります。
なので地理的要因のおかげで、購入時のライバルは近畿の大家さんに限定されます。
しかしYouTubeやブログなどネットの世界では、地理的要因は関係なくなります。(メリットデメリットあります。)
もう一つは心理的要因。小規模な不動産でも元手が300~500万円くらい必要です。(ゴミ物件を買ってしまい赤字になる可能性もあり)
一方でYouTube始めるには1万円くらいでOK!
不動産賃貸業を行う上で超えるべき参入障壁
参入障壁一覧をステップ①~④ごとに書いていきます!
①:貧乏生活を苦ともしない貯金生活
現金300万円は最低必要です。できれば500万円。ちなみに僕の1号物件は指値して390万円で買いました!
若くしてすごいスピードで貯金する秘訣は、住居費を抑えること。
つまり会社の寮に住んでいます。お風呂・トイレ共同でバブル期に建てられた古い建物です。水道・光熱費込みで家賃1.5万円という安さに惹かれ共同生活を渋々受け入れました。
ポイント
多くの人は貯金300~500万円で挫折することでしょう。
僕はお金使わなくても本と楽器とジムがあれば楽しく生きていけるので貯金余裕ですが。
②:不動産と書いてある本を片っ端から買って読む
貯金と並行して、第二の障壁は不動産の勉強。(僕は3年間の研究室生活で文献を読むことには慣れているので苦になりません。)
不動産は分からないことだらけでしたが、とりあえず書店に行って「不動産」と書かれている本をたくさん買いました。
あとはその書籍の中で紹介されている本やSNS,ブログで紹介されている本など、とりあえずたくさん読みましたw
つまらない本は何冊か捨てましたが、こちらはワイが読んできた本たちです。
今度そのうち、群に分けて紹介記事でも書こうと思います…
③:不動産屋さんに電話して内見
初めて不動産屋さんへ電話するのは緊張しましたし、なんの情報を入手したらよいかというのがぼんやりしています。
1号物件購入まで内見は10軒くらいしましたが、初めは何を見てどうなっていたら買いなのか、どういう理由で指値を入れるか、分かりません。
分からないポイントは本を読んで勉強し直すという②⇔③のループが待っています。
(3.5):大家さんの飲み会に行き、リフォーム修行をさせていただく
1号物件では、DIYセルフリフォームでの再生手法を用いた築古戸建てに挑戦しました。
理由は、1号物件では融資のための判断リソースを使いたくなかったからです。(現金でサッと買って小規模な不動産で一通り不動産賃貸業を経験してみることが大切だと考えました。融資おりず挫折して一軒も買えないのはもったいないと…)
(物件再生の様子は下記でまとめています。)
- ブログ仲間で不動産賃貸業を始めたなすびさんの物件(岐阜)
- DX母ちゃんさんのセミナーで隣だったアネゴさんの物件(名古屋)
- 図面舞踏会関西支局で一緒だったつっつさんの物件(兵庫県)
に当然自費で行き、壁・床の作り方などの修行をしていました。なすびさんの1号物件に泊まり込みしたり年末年始の激寒な時につっつさんのアパートで修業したのはとてもよい思い出です。
不動産賃貸業を始める上でセルフリフォームは全然必須ではありませんが、
- 単にお金がなかったこと
- 人工代,材料費の把握
のために一通り自分で半年かけて毎週末リフォームしました。
飲み会に行って年上の大家さんたちに話しかける勇気と、修行させてもらえるならどんなに遠いところでも行ってしまう行動力(笑)が必要ですね。
④:気合と根性とコミュ力でリフォーム,客付けを行う
せっかく物件を購入できても、リフォームして客付けができないとお家賃がいただけません。
流れ
- セルフリフォームする人は気合と根性と継続力が必要
- リフォーム業者への相見積もり(水栓交換と給湯器交換は業者の方にお願いしましたが、相見積もりは気力を使います)
- そして客付けしていただきフィニッシュ!
④では一人で完結できることは少なく、人様にお願いするような内容です。
「暑い中ありがとうございます。よかったら缶コーヒーどうぞ!」程度の気は使えた方がよいですね。
参入障壁を自力でよじ登ったあとの世界
上記①~④の通り、不動産賃貸業を始めるのは大変です。たくさんの人が挫折します。まさにサスケの反り立つ壁のよう。
この高い高い壁を自力でよじ登ってみると、とても良い世界がありました。
- YouTubeのように新規参入が少ない(ほぼ0円で始められるのでライバルが多い)
- 不動産のライバルは同じ地域の人だけ
参入障壁に守られながら、着実に不動産で独立していく準備をしていきます!
この辺が自分の強みになってくるのではと思います。↓
分析
- 信頼を担保に不動産を安く仕入れる独自ルート強化
- 腕のよい職人さんとコンタクト取れる
- 不動産大家仲間と情報交換できる
- 客付けに強い仲介さんとつながりがある
- 親・兄弟・親戚がリフォームを手伝ってくれる
さらに強化して独自ノウハウをたくさん溜め込もう!
2023年11月25日時点での経営目標
目標
- 2024年(28歳,1年後):①CF15万円(戸建て3戸所有など)、②法人設立
- 2026年(30歳,3年後):CF20万円(戸建て4戸所有 or 小規模のアパート一棟など)
- 2027年(31歳,4年後):CF30万円(戸建て4戸所有 + 小規模のアパート一棟など)
目標を実現するために読書,金融機関開拓などを進めていきます。
最後までお読みいただきありがとうございました。