こんにちは、りゅうです。
私は27歳社会人3年目のサラリーマン。会社勤め以外にも、ボロ戸建てをDIYして賃貸に出すという、いわゆる大家さん業も行っています。
しかし今から5年前、学生のころは「ブログ・アフィリエイト、YouTubeで稼ぐぞ」と真剣に考えておりました。
ということ今日は、ネット商売をやめて不動産に移ってきて本当によかったなと思った理由をまとめます。
本テーマは、私淑するサウザーさんのプレミアムvoicyから拝借しております。
>>第169回 不動産が金目当てならやめた方がいいのか? その1
ブログ・不動産友だちのなすびさんの記事もリンク載せておきます。
>>金儲けのためだけに不動産を買ってたら痛い目を見てただろうな、という話
目次 (押すとジャンプ)
副業の第一発目は元手不要のネット商売からスタートしたが、全然儲からない
副業というものに初めて手を出した学生のころは、
- 趣味ブログにアドセンスやAmazonアフィリエイトを貼る
- 実際にオンライン英会話を1年間毎日続けて、英会話ブログにアフィリエイトを貼る
- YouTubeで理系大学生に向けて情報発信を行い広告費を得る
ということをしておりました。
収益についていうと、3年間かなり力を入れて頑張ったのに全く稼げず月平均3,000円~5,000円といったところ。月1万円を超えたことがありません。今後爆伸びしそうな気配もありませんでした。
不動産はまだまだ赤字が続きますが、売り上げが立っているのでまずは◎です。
①自分より後から参加した人に知識・ノウハウを教えることで収益を上げるビジネスモデルが嫌いだ
ネット商売で収益を上げる仕組みを簡単に書くと、自分は知っているけど相手は知らない場合にノウハウを教えてあげることで紹介手数料をいただくビジネスモデルです。
つまり、早く始めた知識を持っている人が、後から参加した知識がない人に対して情報差を利用して儲けるビジネスということ。
例えば、、
初心者におすすめのオンライン英会話が知りたい
→各社オンライン英会話のメリットデメリットを分かりやすく解説する
→アフィリエイトリンクを押して入会すると、報酬(数千円)が入る
これと同じ原理で、ガジェットや日用品、書籍などありとあらゆる製品がAmazonのアフィリエイトリンクとなっております。
金に目がくらむと、"自分が本当に勧めるモノ"ではなく"収益性が高いモノ"をおすすめしてしまいます。。この辺の感覚で、心が疲弊するときがありました。
不動産セミナーやコンサルも、人に知識を教えてお金もらっているけども。。
確かに不動産セミナーやコンサルも、後から参入してきた人に知識を教えることで収入を得る場合もあります。
しかし、それら不動産は、ブログ・アフィリエイトとは構造が違う。。
なぜなら、不動産の場合はコンサルしなくても家賃収入があるから。あくまでサブとしてセミナー収入や書籍の印税があるという位置づけです。
②不動産賃貸業は、集客・販売を毎回考えなくてよいのがありがたい
ブログ・アフィリエイトではいかに集客をするかが重要。
どんなに読みやすい・分かりやすい解説記事を書いても、集客できず誰にも読まれなければ収益は0確定だからです。
一方で不動産賃貸業は、一度入居者が付くと、退去しない限り集客のことは考えなくてよくなります。
というのが大きな流れですが、商売で苦戦しやすい集客・販売にかける工数を減らすことができるのが不動産賃貸業のよいところだなと体感しました。
客単価が低い商売だと、より一層集客に力を入れないといけない
ブログやYouTubeでのアドセンス収入の場合、1顧客あたり数十円程度なので、数を増やす努力が必須です。
(例えばYouTubeでの広告収入は、再生数が命ということ。)
しかし不動産賃貸業の顧客単価は、だいたい5万円/(月・部屋)です。アドセンスやアフィリエイトと比較してかなり高い。単価が高いゆえに人を集めなくてよくなるので集客ではこけにくいです。
③不動産はインターネットを介さない商売であることがよい
インターネットを介した人気商売ビジネスは疲れます。
- インプレッション数
- クリック率
- 再生回数
- チャンネル登録数
- フォロワー数
が日々気になります。これらの数字は売り上げに直結しますから。
しかし不動産は、DIYして肉体が疲れることはありますが、心が疲れたことは一度もありません。心が健康なのです。
④勉強して実践すれば誰でも成功する確率が高い
「誰でも成功できる…」。嫌いな言葉の1つですが、言い換えると、勉強して地道に実践すれば、家賃を得るまでの道のりを再現しやすいということです。
勉強して考えて、ゴールまでの課題を分析し足りないところを補っていく…まさに理系が得意な分野かと思います。
誰でもすぐできる施策・ノウハウはありますが、すぐ真似され陳腐化します。
そもそも人気を得るという行為に再現性はありません。運の要素が非常に大きいです。
ネット商売を一通り経験してから不動産に参入して本当によかった
ネット商売と比較して、不動産の懸念点を上げるとするならば、初期投資が数百万円単位で必要ということ。(※逆にこれは参入者を減らす要因となり、自分を守る障壁となってくれますので、すでに大家さんの立場からすると初期コストが高いことはメリットでしかないですが。。)
副業の第一発目が不動産だったら、俺死んでたな。。とつくづく思います。
- 事業家としてのメンタルが育っていない
- 継続する習慣が身になっていない
- 自責思考ではなく他責思考のままである
こんな感じで雇われの世界から出ると、一瞬で死ぬと思います。初期費用が0~数万円という少ない商売から手を出して、挫折を経験できたのは本当によかったなと。
過去の他責思考まとめ
今となっては恥ずかしい、副業始めたての他責思考を紹介します。
例
- なんでブログ100記事書いたのに月1万円稼げないねん
- なんでYouTube動画100本作ったのに収益化できひんねん
- 実際に英会話して苦労したのになんでアフィリエイト発生せえへんねん
副業1~2年目は上記のようなことを本気で思っていました。。
まとめ:ネット商売に参入しうまくいかなかった経験が、不動産で成功したいというエネルギーに変わった
しかし、↑のような他責思考を22~24歳で経験できて、乗り越えれたのが本当によい経験だった。
繰り返しですが、いきなり不動産に行ってたら心が成熟しておらず即死だった。
ブログ・アフィリエイト、YouTubeで成功はしなかったけど、3年間頑張って本当によかった。不動産賃貸業で独立するためのマインドを学べた。ありがとう過去の俺。